地域おこし協力隊のための
コワーキングマネージャー
養成講座@オンライン
地域おこし協力隊のための
コワーキングマネージャー養成講座@オンライン
>>> 2022年11月期受講者募集開始 <<<
「地域おこし協力隊のためのコワーキングマネージャー養成講座@オンライン」は、地域おこしを推進するための拠点としてコワーキングスペースを開設し、利用者のさまざまな活動をサポートし、地域に価値をもたらすローカルコミュニティとして健全に運営することを目指す地域おこし協力隊員のためのオンライン講座です。
コワーキングスペースはIT・テクノロジー系のワーカーのための施設というイメージがありますが、こと地方(ローカル)においては、それに限らずあらゆる目的や課題を持った利用者・事業者に利用されています(後述「コワーキング曼荼羅」参照)。
そして、その活動自体がローカル経済の活性化に大いに貢献するため、昨今、地域おこし協力隊によって運営されているコワーキングも全国各地にたくさん生まれています。
ただし、コワーキングを運営するコワーキングマネージャーには多種多様なタスクがあり、それらを適切にこなすことではじめてローカルコミュニティとしてのコワーキングが有効に機能します。
この講座は、コワーキングの基礎知識からコミュニティの構築・運営の方法、日々の情報発信やマーケティングの仕方、あるいは収益モデルなど、コワーキングの運営に必要とされる知識と情報を共有し、先行事例からヒントを得、対話と演習を交えて、地域おこしに役立つコワーキングをどう実践するかを学ぶ講座です。
講師は、2010年5月に日本で最初のコワーキングスペース「カフーツ」を神戸に開設し、以来、12年余にわたって自らコワーキングを運営しつつ、全国各地の産官学民すべてのコワーキングプロジェクトのご相談に応じサポートしてきた、コワーキング協同組合代表理事の伊藤が務めます。
この講座は、地域おこし協力隊の「研修費」を充当いただけます。(※所属する自治体にご確認ください)
⚫「地域おこし協力隊のためのコワーキングマネージャー養成講座@オンライン」はこんな目的をお持ちの地方自治体、地域おこし協力隊の方におすすめです。
コワーキングというスキームを地域おこしの活動に活かしたい
コワーキングをローカルコミュニティとして地域の活性化に活かしたい
コワーキングを地域課題の共有と解決の緒になる場にしたい
コワーキングというプラットフォームを活用して地元での起業・創業を支援したい
コワーキングを仕事だけでなく地域住民のあらゆる活動の場にしたい
コワーキングを受け皿として関係人口づくりに活かしたい
ワーケーションを観光だけではなくて人をつなぐ仕組みとするようコワーキングを活用したい
施設や設備などハード面は用意できても、運営ノウハウがないので身につけたい
コワーキングを整備することで地元へのUターン、Iターン、Jターンを促したい
他地域のコワーキングとも連携してビジネスの機会創出を増やしたい
以って、サスティナブルな町づくりを推進したい
⚫コワーキングスペースは「ただの作業場」ではありません。
コワーキングはそもそも、そこに参加する人々に、以下の5つの価値を提供する仕組み(プラットフォーム)のことを言います。
そしてまた、コワーキングは地域の課題を解決したり、個人の果たしたい目的を達成したりするために、人と人をつなぐスキームでもあります。それらは、こと仕事やビジネスに限らず、大きく8つのテーマに分けられます。そのことを図にしたのが、この「コワーキング曼荼羅」です。
これらのテーマを持つさまざまな活動がローカル経済を駆動する原動力となり地域を活性化します。それを実現するためには、コワーキングをコミュニティとして運営することが肝要です。
「地域おこし協力隊のためのコワーキングマネージャー養成講座@オンライン」は、この「コワーキングの5大価値」と「コワーキング曼荼羅」の概念を中軸において進行します。
全8回の講義と、その後の6ヶ月間にわたるコーチング&メンタリングがセットになっています。
●講義内容と日程 / コーチング&メンタリングメニュー
この講座は、講義とコーチング&メンタリングがセットになっています。いずれもオンラインで行います。
コワーキングの運営に関わる基本的な情報とノウハウを全8回の講義で習得した後、6ヶ月間のコーチングとメンタリングでより具体的に地域おこしのために必要なコワーキングの構築と運営を目指します。
【1】講義:全8回
(第1回目)2022年11月4日(金)20:30〜
「コワーキングの基礎知識と実現したいコワーキングの形」
ただの作業場ではない、人と人がつながることで地域の課題を解決し、個人の目的を達成するためのコミュニティとしてのコワーキングを学びます。
・コワーキングの歴史を辿る〜過去・現在・未来
・コワーキングの5大価値とは何か
・コワーキング曼荼羅の8つのテーマ〜それは人と人をつなぐ仕組み
・地域おこしにおけるコワーキングのビジョンとミッション
・ローカルに本当に必要なコワーキングを構想する
・ビジネスモデル・キャンバスを描こう(目的と対象を言語化する)
(第2回目)2022年11月11日(金)20:30〜
「協働関係を育むコミュニティとしてのコワーキング」
コラボレーションを促進し、アイデアを実現することで新しい価値を生むために、では、コワーキングマネージャーがなすべきことは何なのかを学びます。
・コラボレーションがすべての原点
・頼りにされるコワーキングマネージャー3つのホスピタリティ
・セミナー・ワークショップを企画する〜起業支援の第一歩
・地域複業〜もうひとつの多拠点生活
(第3回目)2022年11月18日(金)20:30〜
「これからのリモートワークとワーケーション」
コワーキングを地域外から訪れるリモートワーカーと地元のローカルワーカーとの接合点にし、継続的なリレーションシップを築くことで、コワーキングに常に新しい風を呼び込むことを学びます。
・テレワークからリモートワーク、デジタルノマドまで〜働き方はこう変わっている
・ワーケーションとコワーケーションはここが違う
・世界のワーケーション事情
・ローカルによるワーケーションの企画と催行
・コリビングとコワーキングの関係〜移住と移「働」
(第4回目)2022年11月26日(土)20:30〜 (※注意:この回は土曜日です)
「マーケティングと情報発信はこうする」
コワーキングの認知度を高め、新規の利用者を獲得し、メンバーシップを維持するためのマーケティングノウハウと情報発信の方法について学びます。
・情報収集の方法〜これだけはやっておこう
・ファンマーケティングの考え方
・配信コンテンツはこう作る
・多すぎるツールからどれをどう使うか〜オンラインとオフライン
・繋がっておきたい人間関係(コラボ+パートナー)と人脈の作り方
・最強のマーケティングツール「コミュニティ」の活かし方
(第5回目)2022年12月2日(金)20:30〜
「人の集まるイベントの企画と催行」
利用者の目的達成や課題解決のために役立つイベントを開催することで、コミュニティに参加する価値のあるコワーキングとなる手順を学びます。
・なぜイベントをするのか〜コラボと起業支援の第一歩
・単発で終わらせないテーマの選定〜ネタは現場にある
・各地コワーキングの事例
・講師のアサインと育成〜いなければ育てる
・告知・集客・決済に使えるツールとサービス
・データベースの作成
・ローカルだからこそのオンラインイベントの可能性
(第6回目)2022年12月10日(土)20:30〜 (※注意:この回は土曜日です)
「コミュニティ運営の基本中の基本」
人と人をつなぎ、対話を促進することから新しい価値を生み、利用者自らもコミュニティ運営に関わるカルチャーをいかに醸成するかを学びます。
・コワーキングはコミュニケーションありき
・ディスカッションよりダイアログ(対話)
・イベントの効用〜誰にでもきっかけが必要
・コミュニティ運営に使えるツールとサービス
・チームで運営するということ〜○人寄れば文殊の知恵
・オンラインコミュニティの運営方法
・設備・機材・アメニティ〜コミュニティに何が必要か
(第7回目)2022年12月16日(金)20:30〜
「収益モデルと運営コストを考える」
コワーキングにおける利用料以外の収益の上げ方と、開設のための資金調達、および運営コストについて学びます。
・収益モデル
・デスク利用料の設定〜ユーザーによって変わる料金テーブル
・イベント企画・開催
・案件受託と起業支援(投資)〜スタートアップスタジオの基礎知識
・異業種とのコラボ〜飲食+物販から地域金融まで
・ワーケーションの企画と催行 ほか
・運営コスト
・行政・自治体補助金の活用
・クラウドファンディング〜同好の士を集めるファンマーケティング
・協同組合方式(共同出資)と官民協働型〜得意な領域で役割分担する
・不動産オーナーとの共同運営〜1年間家賃ゼロだった実例から
・コミュニティ財団(ローカルファンド)の設立 ほか
(第8回目)2022年12月23日(金)20:30〜
「トークセッション+プレゼン大会+講評」
先輩コワーキングマネージャーとのトークセッションのあと、これまでの講義を踏まえて目指すコワーキング像を各自発表します。
・これからのローカルコワーキングを考える〜ゲストスピーカーとトークセッション+質疑応答
・ビジネスモデル・キャンバスをもう一度描こう
・各自プレゼンと講評
・まとめ・修了式
※各回100分〜120分を予定しています。(ただし、初回と最終回は参加人数により延長の可能性あり)
※各回とも「講義+質疑応答+ダイアログ・ディスカッションまたは演習」で構成します。
※講義にはZoomを使用します。
※講義内容は毎回ビデオに収めて、後日、受講者に配布もしくはYouTubeで限定公開します。
※進行によって、講義の一部を変更、もしくは前後の日程に振り替える場合があります。
【2】コーチング&メンタリング:6ヶ月間
全8回の講義修了後、個々の受講者に対して原則として6ヶ月間サポートします。
1.以下の項目についてオンラインで相談を受けコーチングおよびメンタリングします。
・ビジョン、目的と目標の設定
・課題出しと解決のためのアイデア出し
・コミュニティ運営の実務
・マーケティングおよび広報活動
・各種イベント企画と開催
・最新トレンドや情報共有 など
2.必要に応じて、適宜、オンラインまたはオフラインのワークショップを行います。
3.共通のテーマがある場合、他のコワーキングとの交流イベント(オンラインまたはオフライン)も行います。
⚫対象
全国の地域おこし協力隊の隊員
⚫開催場所
オンライン開催
※参加者の方には事前に参加URL・参加方法をご案内します。
⚫キャンセルおよびご返金について
・講座受講のキャンセルは、受講日初日の前々日23:59まで可能です。キャンセルされる場合は、次回以降の講座へ振り替えさせていただきます。
・前日、当日のキャンセル、およびキャンセル連絡なしでの欠席や、当日の遅刻に伴う値引きや返金については対応いたしかねます。
⚫オンライン受講時の注意事項
・ZOOMにアクセスできるインターネット環境、PC または スマホ(アプリもあります)が必要です。
⚫定員
20名(最少催行人数3名)
⚫お申込み締切
2022年10月30日(日)23:59
⚫講師&コーチ:プロフィール
伊藤富雄(Ito Tomio)
経済産業省認可法人「コワーキング協同組合」代表理事。日本初のコワーキング「カフーツ〜コワーキング@神戸」 主宰。
コワーキング開業・運営を支援するコワーキング・プロデューサー&メンター&コーチ。コワーキング・ワークショップ主宰。コワーキングを含む各種ウェブメディア企画、制作、執筆、翻訳、編集。
2010年5月に日本で最初のコワーキングスペースを神戸に開設し、以来、12年余にわたって自らコワーキングを運営しつつ、全国各地の産官学民すべてのコワーキングプロジェクトのご相談に応じサポートする。
2016年以来、全国のコワーキングスペースをめぐる「コワーキングツアー」では、104ヶ所のコワーキングを訪問。ツアー以外を含めるとその倍のコワーキングのネットワークを持つ。
山形県酒田市、長野県佐久市、福岡県北九州市、徳島県美馬市、沖縄県宜野湾市、鹿児島県奄美市および徳之島町、愛媛県西条市、岩手県盛岡市、北海道北見市、山口県宇部市その他の地方自治体で、コワーキング、リモートワーク、ワーケーション等をテーマに講演多数。また、自治体からの個別相談にもオンライン、オフライン問わず随時対応。
目下のテーマは、「コワーキング曼荼羅」によるコミュニティとしてのローカルコワーキングの共創と、リモートワーク時代の新しい働き方の啓発と普及。全国の1788の自治体すべてにローカルコワーキングを整備し、それらを縦横につないだコワーキングのエコシステムの構築を目指す。
2010年、日本で最初のコワーキングスペース「カフーツ」を神戸に開設。
2012年、経産省認可法人コワーキング協同組合設立、代表理事就任。
2014年、『コワーキングマガジン』発行。
2016年、全国のコワーキングスペースをめぐる旅「コワーキングツアー」開始。(2022年8月現在、全国104ヶ所訪問)
2017年、リモートワーク時代におけるコワーキングについて情報共有し行動するイベント『移働の時代 "Beyond the Coworking" 』をスタート(2021年8月現在17回開催)。
2020年、『コワーキングプレス』ウェブメディア開始。
2021年、ローカルコワーキングのための学びと部活動 「コワーキングLAB 」開設(2022年、下記noteへ移管)。
2022年、note定期購読マガジン「伊藤富雄のFuture of Work 〜移働と共創の羅針盤〜」開始。
2022年、noteメンバーシップ「Beyond the Coworking〜移働の時代〜」開始。
著作:
『グレイトフルデッドのビジネスレッスン#』(翻訳)
『USERS 顧客主義の終焉と企業の命運を左右する7つの戦略』(共訳)
『現場のプロがやさしく書いた Webサイト運営・プロデュースの教科書』(共著)
『コワーキングマガジンVol.1』(取材・執筆・編集・発行人)
ブログ:
⚫受講料
264,000円(税込 ※)→ 198,000円(税込) 25%OFF
※内訳
全8回講義(16,500円x8回=132,000円)
コーチング&メンタリング(22,000円/月x6ヶ月=132,000円)
・地域おこし協力隊「研修費」充当(※所属する自治体にご確認ください)
・お支払い方法:オンラインでのクレジットカード決済または銀行振込
⚫お申し込み
「地域おこし協力隊のためのコワーキングマネージャー養成講座@オンライン」のお申し込みは、以下のフォームからお送りください。
お申込み後、折り返し受講料のお支払いについてのメールをお送りします。
※お申込み締切は、2022年10月30日(日)23:59までです。
⚫お問い合わせ
この講座に関するご質問、不明の点は、以下のお問合せフォームからお問い合わせください。折り返し、メールにてお返事いたします。
⚫主宰
カフーツ〜コワーキング@神戸〜
〒650-0015 兵庫県神戸市中央区多聞通2−1−17−101
TEL.078-599-5809
info@cahootz.jp
⚫協賛:
コワーキング協同組合
©2022 ito tomio / Cahootz